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Keys, S.*; 小泉 徳潔; Hampshire, D.*
Superconductor Science and Technology, 15(7), p.991 - 1010, 2002/07
被引用回数:41 パーセンタイル:83(Physics, Applied)ジェリー・ロール製ニオブ・アルミ線の臨界電流密度を、磁場,温度,歪の3つのパラメーターの関数として、はじめて測定し、その評価式を導いた。磁場は15T以下,温度は14K以下,歪は-1.8~0.7%の範囲で変化させた。
高橋 良和; 小泉 徳潔; 布谷 嘉彦; 高谷 芳幸*; 辻 博史
IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 12(2), p.1799 - 1803, 2002/06
被引用回数:5 パーセンタイル:35.04(Engineering, Electrical & Electronic)原研はメーカと共同でITERのトロイダル磁場(TF)コイル用NbAl素線を開発してきたが、中心ソレノイド(CS)モデル・コイルを使用して実験されるNbAlインサート・コイル用に、ジェリーロール法による素線を1トン製造した。この素線は、量産を目指した製造技術(品質管理技術を含む)を確立し、それを用いて製造されたものである。この素線の臨界電流値を広い温度範囲(4~15K)と磁場範囲(16Tまで)において測定し、ピンニング力のスケーリング法により、臨界電流値の実験式を導き出した。この式は、ITERの運転温度において、実験結果とよい一致が得られた。よって、この式は、この素線を1152本用いた13T-46kA導体の性能評価及び核融合用超伝導導体の最適設計基準の確立のために有用と考えられる。
安藤 俊就
低温工学, 32(2), p.38 - 46, 1997/00
原研で開発研究を進めていたジェリ-ロールNbAl導体のこれまでの成果について解説として紹介する。
高橋 良和; 杉本 誠; 礒野 高明; 押切 雅幸*; 細野 史一*; 和田山 芳英*; 佐々木 知之*; 塙 博美*; 関 秀一*; 若林 宏*; et al.
JAERI-M 93-072, 55 Pages, 1993/03
核融合実験炉のトロイダル磁場コイル用導体として、40kA級NbAl導体を開発し、その通電実験を行った。NbAlは現在主流であるNbSnより機械的特性に秀れているが、製作方法が困難であるため、実用化されなかったが、ジェリーロール法により、はじめて実用化した。実験の結果、ITERの仕様値を上回る。磁場11.2Tにおいて、46kAまで通電することができた。これにより、NbSn導体とほぼ同じレベルに達したので、NbAlは、トロイダル磁場コイル用導体の第一候補となることが、期待できる。
D.Zeritis*
JAERI-M 90-014, 56 Pages, 1990/02
ジェリー・ロール型多芯NbAl導体の臨界電流値への縦圧縮効果を、8Tから15Tの磁界において研究を行った。また、比較のためブロンズ法により製作された多芯NbSn導体についても測定を行った。本研究におけるサンプルは、NbAl2種類、NbSn2種類、合計4種類である。結果は、予想されたように、NbAlの方が、100MPa以上の縦圧力に対して臨界電流値の劣化が少ないという優れた特性を有することが示された。しかしながら、現在のところ、高磁界における臨界電流密度はNbSnの方がNbAlより大きい。そこで、今後の開発においてNbAlの臨界電流密度の改良が要求される。以上の結果より、将来、NbAlは核融合のような大型でかつ高磁界への応用に対して有効な超電導材料となることが期待できる。